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【シンプルに考える】PS4とSwitch どっちの機種を選択すべきか?

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現時点で家庭用ゲーム機の購入を検討している方は、「PS4」か「Switch」が候補に挙がるケースが大半であろう。

そこで、PS4とSwitch、どっちの機種を選択すべきかを考えた際の、私なりの最適解を示したい。

目次

「ゲームスタイル」でPS4 か Switchどっちの機種を選択すべきか決まる

迷う子

結論としては、見出しにも書いた通り、「ゲームスタイル」でどっちの機種を選択すべきかは、自ずと決まってくるであろう。

そこで、PS4とSwitchに適したゲームスタイルと、両機種の比較をしてみた。

PS4を選択すべきスタイル

映像の美しさや、キャラクターの動きなど、ゲームにリアル感を求めたい

リアル感

まるで写真のような映像の美しさやキャラクターの動きの滑らかさなど、リアル感を重要視するならPS4一択である。

ハードウェアのスペックを重要視する

スペック

CPUやGPU、メモリーなどのスペックが気になる人。いわゆる私のようなガジェットマニアはPS4向きであろう。iPhoneで例えると、iPhoneSEじゃなくiPhone11Proを選ぶ人は、PS4向きであると思われる。

じっくりと時間をかける、やりこみ要素高めのゲームが好き

フレンドとワイワイ楽しむというより、ひとりでじっくりどっぷりとゲームを楽しみたい人向けのゲームはPS4の方が多い。

ゲーム以外のメディアも1台で楽しみたい

動画サービス

NetflixやHuluといった動画配信サービスなど、ゲーム以外のメディアも1台で楽しみたい人はPS4が最適。You TubeはSwitchで視聴できるが、その他の動画配信サービスには未対応。(2020年9月時点の情報)

手っ取り早くオンラインチャットを楽しみたい

オンラインチャット

PS4にはマイクイヤホンが同梱されており、コントローラーにヘッドセット端子が付いているので、ゲームをしながら手軽にオンラインチャットを楽しめる。これはSwitchの得意分野かと思いきや、意外な結論になった。同梱物バッチリのPS4である。

手っ取り早くゲーム配信をしたい

最近ゲーム配信する人が増えている。ゲーム配信はPS4だけで完結できてしまう。本格的に凝ったゲーム配信をするなら、パソコンにキャプチャーボードが必要であるが、PS4だけでも配信ができてしまう機能をPS4に実装したことは、さすが技術のソニーです。

Switchを選択すべきスタイル

フレンドと、手軽にゲームを楽しみたい

友達とゲーム遊び

フレンドと気軽にゲームを楽しみたい、という人にはSwitchが向いている。

インターネット上でフレンドとのプレーも楽しめるが、Switch本体同士をネットワークで繋いで楽しむこともできる。よく近所の小学生がSwitchを持ち寄って楽しそうにプレーしている光景を見かけないだろうか?

昔はファミコンを持っている友達の家に押しかけてゲームをしていたものだが、時代は変わったものである。

自宅リビングのテレビのチャンネル争いに巻き込まれたくない

喧嘩

リビングでテレビのチャンネル争いになり家庭不和になるリスクがある場合、Switchの携帯モードか、別の部屋のテレビにSwitchを繋げて楽しみましょう。

Switchなら、ゲーム機本体の移動も簡単だし、トイレに籠って携帯モードで誰にも邪魔されずゲームに没頭することもできる。

自宅以外でもゲームを楽しみたい

自転車でもゲーム

移動中や帰省した時など、自宅以外でもゲームを楽しみたい人。過度に没頭すると廃人に近づく可能性もある点には注意しましょう。

短時間でゲームを楽しみたい

気軽にサクっと空き時間に短時間でゲームを楽しみたい、という人には起動時間も早いSwitchがぴったりだ。

マリオ命

とにかくマリオを愛する人には、PS4という選択肢はあり得ない。ディズニーを愛する人がUSJに行ってもミッキーマウスには会えないのと同じである。

PS4とSwitchを比較してみた

前章では、PS4とSwitchを定性的な面でオススメ機種の選択をしてみたが、参考までに、定量的な面でも両機種を比較しておきたい。

なお、この比較は、価格帯が同じであるSONY PS4(500GB)とNINTENDO Switchを対象とした。(PS4 PROとSwitch Liteは比較対象から外した)

PS4・Switch 比較表

PS4
(500GB通常モデル)
Switch
(Liteではない通常モデル)
価格(税別)29,980円29,980円
販売開始時期(日本)2014年2月2017年3月
ハード出荷台数
(日本 2020年8月時点)
約900万台約1,500万台
オンライン費用
(年間一括・税込)
5,143円2,400円
映像出力解像度1080P1080P
(本体画面は720P)
光学ドライブDVD/Blu-rayなし
インターネット通信機能無線/有線LAN標準装備無線LAN
(有線LANは要別売アダプタ)
チャット(会話)機能本体のみで可スマホアプリが必要
本体での画面録画最大60分間最大30秒
ゲーム配信本体単体で可本体単体では不可
対象年齢高め
(Z指定ゲームが多め)
低め

CPUやメモリーなどの比較は、細かく多少マニアックになるので割愛するが、両機種をハードウェア的なスペックで比較すると、PS4の方が圧倒的に有利である。さすがソニーさまである。

従って、スペックを気にする人はPS4一択になるであろう。

今の時代当然であるが、両機種ともにインターネット接続に対応し、ネット対戦も可能。インターネットを通じてゲームのアップデートも行われるが、1点注意すべきことがある。

大作ゲームはデータサイズも膨大で、1回のアップデートで数十GBのデータダウンロードが必要なことも珍しくない。本体のアップデートも然りである。これはPS4では特に顕著であるため、インターネットの固定回線が無い家庭や、パケット従量制の回線しか持っていない場合は、PS4のアップデートでパケ死する可能性大である。

まとめ ~PS4とSwitch どっちの機種を選択すべきか?~

両機種の選択基準を大きなくくりで大別すると、PS4は、がっつり・じっくりとゲームを楽しみたい「ヘビーゲーマー向けSwitchは、お気軽に、かつ友達や家族で楽しみたい「カジュアルゲーマー向け」が結論である。

この選択基準は、両機種の開発コンセプトが異なることによると筆者は考えている。

PS4は、日本のテクノロジーを牽引してきたソニーが開発したハードなので、スペック面では秀逸。いわば、ハードウェアのテクノロジーがPS4ブランドを牽引してきたのであろう。

一方のSwitchは、任天堂独自のキャラクターであるマリオやゼルダを長年に渡りゲームと一緒に育てあげてきた。例えるなら、ディズニーのようなキャラクターをゲームと一緒に育て上げてきたため、ソフトウェアがSwitchブランドを牽引してきたと考える。

個人的には、任天堂は幼少の頃からお世話になっていることも理由のひとつであるが、ハードがコロコロと変わり過ぎかなと思うことはある。古くはゲームウォッチから始まり、ファミリーコンピュータ、ゲームボーイ、DS、Wii、Switchなど、ハードの移り変わりが激しく、倉庫には任天堂のゲーム機が沢山眠っている・・・。

そんな私も、ついにSwitchを購入して実はテンションが上っていることは、一部の人にしか話してない内緒のことである。

そして、ゲーム好きは、PS4とSwitch、どっちの機種も持っている人が大半であろう。

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